豪華客船来航

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一昨日、新潟東港に
豪華客船「セレブリティーミレニアム号」が来航
乗員、乗客含め約3,000人のセレブが新潟に降り立ちました。

 

そして和genでは乗員乗客に向けての物産販売の為
東港に出店してきたのでした。

搬入の準備開始が朝4時20分〜ということで
朝2時半起床。

商品と展示の為の什器備品を搬入するのに
私の車では1回で運びきれないと思いましたが
なんとか押し込み入れ1回での搬入に成功。

なにせ、東港まで古町から20分ほどで行けると思っていたのですが
見当違い・・・新潟東港は聖籠の免許センター近く。

結構離れていて40分はかかりましたから2往復はきついですよね。

 

8時過ぎに東港に到着すると
既に船は着岸して乗客が降り始めています。

急いで商品の陳列

船に乗っている人たちは
日本人6割
外国人4割
と聞いておりましたが、
果たして何をお勧めしたらよいものか・・・

何分初めての経験でしたので
とりあえず外国人向けには浴衣、扇子、手拭いなど。

日本人には新潟県産の小千谷縮と片貝木綿を勧めることに。

しかしながら飾るスペースが無かったのと
強風の為、扇子と手拭いの展示を断念しました。

 

9時販売開始後、さい先良く浴衣と草木染のショールが売れました!
でも買っていただいたのは予想外の
東港のご近所にお住まいの船を見学に来た方。

船が離岸する3時までの約6時間の勝負です。

乗客は降り立って直ぐにオプショナルツアーの
バスで県内各地に散って行ったのでした。

その後は船を見学に来た方々がお相手。

この日は冷たい風が強く
売上げも上がらず
身も心も寒々しくなっていきました。

このまま終わってしまうのか?

そう思っていた終了1時間前、
オプショナルツアーから帰ってきた乗客達が
お店を回遊し始めました。

そしてロシア人のご家族が浴衣に興味を示し始めます。

でもロシア語は全くわかりません。

身振り手振りでなんとか接客していると
そのお仲間のご家族なのか
ロシア人ご家族が一組・・・二組と増えていきます。

背の高いロシア人に囲まれ
ロシア語で質問が飛び交う中
会話もままなりません。
一時パニック状態。

サイズも確認することなく
手に浴衣を抱えて精算しようとしています。

「浴衣+帯+下駄」の3点セットで販売していたのですが
下駄を選んでもらおうとすると
余計なものを売りつけようとしていると思ったのか
怖い形相で拒否されてしまいました(苦笑)

「スリーセット」と片言の英語で話しても通じません。

仕方なく3点セットが2点セットのまま販売させていただきました。

と言う訳で終了1時間前からの怒涛の30分間
四組のロシア人ご家族に
10セットほど浴衣を購入していただきました。

その後、セレブリティー号は青森に向け出航。

 

短い時間で言葉も通じず
うまく接客が出来ませんでしたが
残りの船旅でも良い想い出作りが出来ることを願っています。

疲れました〜〜〜。