HPをご覧の皆様には大変遅くなりましたが、
私、風間は5月20日を持ちまして退職いたしました。
3年間という短い期間でしたが、たくさんのことを学べました。
私は人と話すことが苦手で接客の仕事は難しいと思い、
自宅で仕事のできる和裁士を目指しました。
縁あって和genで働くことになり、
最初はお客様とどう接したらいいか、
変な敬語ではないかなど、
緊張の連続でしたが、
自然に受け入れていただき、
安心したことを覚えています。
和裁士はお客様の顔が見えずに、
仕立てをすることがほとんどです。
でも、和genでは直接、
お客様と接することができて距離が近いからこそ、
仕立てについて考えることや
勉強になることが多くありました。
私自身も毎日、
きものを着ていくなかでどうしたら着やすいかなど、
考えるようになりました。
スタッフ同士で話し合いをして
気づくことも多かったです。
和genで働かなければ、
着る人の立場でというところを
本当の意味で理解していなかったと思います。
和裁教室では生徒さんたちが、
私のつたない教え方でも一生懸命縫い上げていき、
喜びを共有できました。
2時間のおけいこ時間はいつもあっという間で、
ご家族や仕事、趣味の話など、時には私の相談にものっていただいたり、
楽しいひとときでした。
生徒さんの頑張りを見習って私も自分の反物を仕上げていきたいです(^^;)
今、思うと和genで働けたことはとても幸せだったと思います。
迷惑もたくさんかけましたが、
社長、店長、先輩と笑いあって過ごしたことばかり思い出されます。
皆様からも「かざまちゃん」や「先生」と呼ばれ、
退職を発表したあともすぐ
声をかけていただいたり、
送別会ではたくさん集まっていただき、
本当に感謝でいっぱいです。
もう少しで引っ越しをして、
新しい土地へ行きますが、
たまには新潟に帰ってきて和genに寄りたいと思います。
11月の10周年パーティーには出席予定です。
今年も社長のサックスが楽しみですね(^^)
これからも和genで学んだ経験を忘れずに和裁を続けていきます。
和genのお仕事も送ってもらいますので今後もよろしくお願い致します。
書ききれないことはたくさんありますが、
3年間、大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。
風間理絵