久しぶりの投稿になってしまい申し訳ございません(汗)
新潟はここ数日お天気続きで
だいぶ春らしくなってまいりました。
まん防も明けて
古町にも少しずつ
お客様が戻って来ているようです。
ウクライナ情勢も気になるところですが
良い方向に向かっていくことを願って止みません。
和genは3月15日(火)と16日(水)が第3火曜日と水曜日の為
今日明日定休日となります。
ご不便をお掛けいたしますが
17日(木)よりのご来店お待ち申し上げております。
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3月のお彼岸も近づき春も間近ですが
これから和genは夏きものモードにシフトしていきます。
真冬に発注しておりました
今夏の小千谷ちぢみも
少しずつ織りあがって入荷して来ています。
小千谷ちぢみの縞や格子、無地などはよく目にしますが
最近では柄物はめっきり少なくなってしまいました。
以前は女性用の小千谷ちぢみというと柄物が主流でしたが
最近は無地や縞も女性らしい可愛い色のものが増えて
女性でも無地や縞柄の小千谷ちぢみをお召しになるのも普通です。
そんな経緯から縞や無地の小千谷ちぢみは
ピンクや赤、黄色など女性色でもキングサイズで出来ています。
今でも少ないながら小千谷ちぢみの柄物は作られています。
経緯の絣糸を合わせて柄を出すタイプの商品は手間のかかるものです。
経緯それぞれの絣糸を作り
織る際に経絣糸と緯絣糸を目で確認して十字になるように
一つ一つ合わせながら織っていかないといけません。
この「絣作り」「絣合わせ」という作業が生じることで
大きなコストを要し、生産量も限られてきます。
そこで大正時代に現れたのが
絣糸を使わずに絣模様を表現する「マンガン絣」
この方法により絣柄の大量生産が可能になりました。
マンガン染は化学処理を行うため
廃液処理といった環境に対する影響などの問題も生じます。
昭和の中頃までは盛んに作られたマンガン絣でしたが
諸所の問題から現在では新潟県見附市の一軒のみとなってしまいました。
ですのでマンガン絣の小千谷ちぢみは
生地は小千谷で織られていますが
染は見附で施されます。
マンガン絣小千谷ちぢみは
他の地域では真似の出来ない新潟の技術の結集なのです。
経緯絣合わせの小千谷よりも
手頃にお求めいただけるマンガン絣。
一度その精巧さをお確かめくださいませ。
ご来店お待ち申し上げております。
きものって夏こそオシャレ!
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