今日の新潟は急激に冷え込んだ一日でした。
夜にはまるで真冬のように
コートを着込んだ方も見受けられました。
明日以降は最低気温が更に低くなりそうです。
気温の変化で風邪などひかぬようご注意ください。
明日10月6日(火)は和gen定休日です。
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結城紬の一番の特徴は
ふんわりとした真綿の風合いです。
これは、動力織機によって織られる
「いしげ結城紬」も同様です。
いしげ結城紬は
軽くて暖かく
着心地が良いといった特徴はそのままに
技術の合理化により
価格を抑えることで
手が届く結城紬として
多くの方に親しまれています。
結城郡とこの産地が呼ばれるころ
北部結城町では「本場結城紬」が
南部石下町付近では「石下紬」(経:絹、緯:綿)
と呼ばれる交織織物が
実用呉服向けとして織られていました。
昭和中期になると
実用呉服の中心がウールに移行し
これに伴い石下産地は
生産を絹100%の高級品に変え
時代に対応しました。
やわらかな真綿から引いた糸を
作業効率をあげての製織に成功したことが
いしげ結城紬の技術の特徴です。
四十数工程ある作業は
熟練の職人達の手業により
支えられています。
糸は、真綿から動力を使い
手で引き出していきます。
縦糸の場合は
そこに更に細い生糸を絡ませ
補強します。
織りは動力織機を使用します。
この織機の扱いには
手仕事とはまた違う技術力を必要とします。
また絣が入る場合には
一本一本柄を合わせながら織っていく
根気のいる作業になります。
手紡ぎの糸を使用して
手機で織る「本場結城紬」は
高額品になってしまいますが
いしげ結城紬は
限りなく手仕事に近い動力を使っている為
本場結城紬の半額ほどの価格にもかかわらず
丁寧に製織される
温もりある布なので
結城紬の良さを充分に楽しむことができる
決して侮ることの出来ない真綿紬といえるでしょう。
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10月8日(木)~12日(月)
●本場結城紬●いしげ結城紬●結城帯 ほか・・・
ご来店お待ち申し上げております。
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