今、国内の養蚕農家は
低収入、高齢化、後継者不足など
年々減少している現状です。
このまま推移すると近い将来
日本の伝統文化である着物の原点「絹」が
全て海外からの輸入品になってしまい
国産の絹は無くなってしまうことでしょう。
「絹」をつくるのには
時間と手間がかかります。
「絹」の元、繭をつくる蚕は
生まれてから4回の脱皮を繰り返し
糸を吐く大きさにまで成長します。
桑の葉を餌にして
生まれた時の1万倍の大きさに成長し
約2昼夜かけて糸を吐き続け
一粒の立派な繭をつくりあげます。
この大切な餌になる桑の木は
20年に一度の割合で
改植しなければなりません。
また、苗木を植樹しても
餌として使用できるまでに
1年余りかかります。
このような厳しい作業環境
低迷するきもの業界の影響で
養蚕農家数は激減し
繭生産数量は現在125tで
25年前(平成6年)の2%弱にまで落ち込み
養蚕農家の平均年齢は75歳を超えているのが現状です。
この危機的状況にある
養蚕農家を少しでも応援するため
平成24年から毎年春彼岸前に
桑の苗木を植樹する事業を実施
今回で8回目を迎えました。
どうか以上の趣旨をご理解いただき
桑の植樹プロジェクトにご賛同の上
胴裏や白生地などの国産絹製品を
お買い求めいただきますようお願い申しあげます。
大切な一枚の胴裏に・・・
肌触りが違います!
ご来店お待ち申し上げております。
着物って危機的状況!
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