明日から6月。
梅雨入りが近づいているような
日中の蒸し暑さを感じる
今日この頃ですね。
さて長年にわたり
和gen店長として
お客様に愛され
ご活躍いただきました
太田店長・・・通称マコ店長ですが、
この度和genを卒業することとなりました。
正確に言うと平成20年6月8日入社ですので
丸10年在籍いただいたことになります。
本当にありがとうございました。
以下マコ店長のご挨拶です。
今年は、春の花が咲くのが例年以上に楽しみで
椿、梅、桜、木蓮、菫、普段は庭に咲く花さえ気にしない私ですが
大きな変化を前に、不安な気持ちを和らげてもらいたくて
春の気配に目を凝らしていました。
花の開花に感動し、大切な人と分かち合い
いつに無く満たされた春を過ごすことができたように思います。
冬が終わる頃、社長とよく相談をして
着物屋として独立することに致しました。
急な展開で暫くは先の見通しも立たない状態でしたが
少しずつ輪郭が見えてきましたので、ここでご報告させていただきます。
6月3日をもって和genを退職いたします。
皆様、大変、大変、お世話になりました。
お客様からマコの愛称で呼んでいただくのが、いつも嬉しかったです。
和gen着付け教室の講師は、いままで通り継続いたしますが
スタッフとして皆様をお迎えできなくなる事をとても寂しく感じます。
夏の間に準備をし、秋には新津で新しく着物屋を始める予定です。
社長も勧めてくださいますので
その際には、また皆様にご報告させていただきたいと思っております。
和genでお世話になって十年。
個人の着物屋で、女将さん不在というのも珍しく
さらに社長は大らかに何でもやらせてくれる性格なので
商品に関すること、仕立てメンテナンス、着付け、着付け教室、イベント等
女子メンバーに助けてもらい(頼りきり 笑)ながら
本当に様々な経験をさせていただきました。
それまでに全国チェーンの着物屋で数年の経験があるとはいえ
入社当時、私の知識と経験は偏ったものでした。
色々な角度から着物に関わり、仕事をしていく中で
「着るための着物」について深く考え学んでこられたように感じています。
お客様、加工先の職人さん、問屋さん、作家さんメーカーさん
全ての方が、私の先生でした。
特に和genのお客様は「着物を着る方」ばかり
買って仕舞っておく方なんて一人もいらっしゃいません。(笑)
加工や商品に難があれば、すぐ報告が入りますし
着用された感想をお聞きして、気が付くこともたくさんありました。
皆様に教えていただいた事を大切に
新たな着物を楽しむ場をつくっていきたいと思っています。
長い間本当にありがとうございました。
そして、近いうちにまたお会いいたしましょう。
平成三十年 五月 吉日 和gen 太田雅子
明日6月1日(金)から3日間
マコ店長の和genでのラストイベント
「わのわさんセレクト展」を行います。
ご来店お待ち申し上げております。