小千谷「片貝木綿展」開催中!

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シルバーウィークが終わったと思ったら
また週末でお休みの方も多いのではないでしょうか。

9連休なんていう羨ましい方も
いらっしゃるようですね。

和genのシルバーウィークは
前半が小千谷織「樋口工藝社展」

後半は日本橋ブリッジ新潟出展と
慌しくしておりました。

帰りの夜行バスのリクライニングシートが
倒れなかったのは想定外でした(笑)



そして只今和genでは
「片貝木綿展」開催中!
9月29日(火)まで。

片貝木綿⑬

片貝木綿⑮

片貝木綿⑭

片貝木綿は独特の凹凸があり、
生地が重なった時にも
他の木綿地に比べて
さばきが良くなっています。

片貝木綿①

ふっくらとした肌触りを残しながら、
サラリとべとつかない。

片貝木綿の糸使いは、
経糸、緯糸共に
単糸使いに最大の特徴があります。

しかも経糸には、
3種類の太さの違う糸が、
規則的に配置されているのです。

これは、同じ太さで織った時のように、
表面が平面的にならないようにするためで、
太い糸の凸部が主に肌に触れるため、
着れば着るほど体になじみます。

片貝木綿③

最初に袖を通した時は、
水通し後でもほんの少し糊が残り、
糸が若い(撚りがしっかりしている)ため、
硬さが残り皺になり易い。

しかし、洗濯で水をくぐり水に揉まれ、
乾燥で空気に晒され、
そして肌に触れ
月日を重ねると、
糊は完全に抜け
糸は枯れて(撚りが少し戻る)
表面に綿毛が密生した状態に変化してきます。

あのマッサン親子もこちらを着ていました!

片貝木綿②

着れば着るほど柔らかくなる
それが片貝木綿。

まるで綿毛布やキズをいたわるガーゼの優しさです。



以前古町には四百人もの芸妓さんがいたほどで
日本三大花街の一つに数えられていました。

古町芸妓

かつては隆盛を極めた古町の花街
(現在「はなまち」と言う方が多いですが、元々は「かがい」と言っていました)も
時代の移り変わりで一時途絶えそうになりました。

新潟まつり⑥

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芸妓さんや料亭文化には興味があるのに皆様が遠ざかってしまうのは
使い方や遊び方が一般の人たちにはわからないからではないでしょうか。

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もっと気軽に花街文化を楽しんでいただくためのイベントが
9月27日(日)に行われます。

花街ポスター

第一部は既に定員に達しましたが
第二部は当日参加OKです!

第二部のパネルディスカッションでは
私もパネラーとして
あのあおいさんと登壇いたします。

会場の三業会館では
昭和初期〜現代までの
古町花街の思い出パネル展も開催中です!

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〜第7回柳都新潟・古町花街イベント〜
「花街文化を楽しむ会」

とき 9月27日(日)13:00〜17:30
主会場 三業会館 3階ホール

(第1部)13時〜15時30分
古町芸妓のお稽古場見学とお抹茶点前、
花街建築の趣きある建物見学
定員 30名(定員に達しました)

(第2部)15時50分〜17時30分
「古町花街の魅力と展望」研究報告と
「古町花街のこれから」パネルディスカッション
定員 100名(余裕あります)

花街ポスター裏

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ご来場お待ち申し上げております。