2月もあっという間に終わってしまい
今日から3月。
和genは今月お休み無し・・・頑張ります!
柳都さんのカレンダーも1枚めくって
3月4月は左から華乃さん、和香さん、あおいさんに変わりました。
桜で有名な西堀 本覚寺でのお写真。
3人ともお美しい!
今日から2ヶ月間よろしくお願いいたします(笑)
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さて、2月最終日の28日(土)
「雪晒しツアー」ということで
塩沢に行ってまいりました。
奇しくも昨年も企画したこのツアー。
去年は古町着付け教室さんとご一緒で
バスをチャーターして大所帯でしたが
雨の為残念ながら雪晒しを見ることが出来ませんでした。
今年は・・・
昨日の南魚沼、塩沢は快晴!
道中の車内は暖房がいらないくらい暖かな日でした。
新潟市内から車で1時間半。
塩沢に着いてまずは定番の田畑屋さんの
天ざる蕎麦で腹ごしらえ。
普通盛りでも大盛り並みのボリュームです。
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お腹も満足したところで
メインの雪晒しを見に古藤さんへ・・・
「雪晒し」とは、
国の重要無形文化財「小千谷縮・越後上布」の指定条件の一つで、
越後上布には欠かせない重要な工程です。
よく晴れた日の日中、
織りあがった反物をまっさらで平らな雪の上に広げます。
こうすることで、製作途中についたのりや汚れ、
原料の苧麻本来の色がとれて真っ白になり、柄があざやかに浮き立ちます。
原理は、太陽の熱によって雪が溶けて水蒸気になるときに、
殺菌・漂白作用のある「オゾン」が発生し、
これが布目をとおるときに化学反応が起きて繊維が漂白されるためといわれています。
雪さらしは2月下旬〜3月上旬の1週間〜10日間ほど行われ、
南魚沼の春の風物詩とされてきました。
一度製品化され、人の手に渡った上布が、再びこの地に戻ってくることがあります。
長年着用してしみついた汚れを、雪晒しできれいにするためです。
これを、昔のひとびとは愛情をこめて「越後上布の里帰り」と呼びました。
長年着てしみついた汗ジミや、うっかり付けてしまったしょうゆジミも、
雪晒しをすることで不思議なくらいきれいに落ちます。
雪晒しは、絹織物には出来ない、麻織物ならではの天然のお洗濯なのです。
この日は春の陽気の晴天で
雪原にひろげられた越後上布は
気持ち良さそうに雪の上に晒されていました。
真ん中の越後上布は
今ではもう作ることのできない
300亀甲の経緯絣でした。
・・・つづく