今の季節威力を発揮!「本塩沢(塩沢お召し)」②

ご常連の卵ちゃんがご来店。

 

早速、被写体になっていただきました。

 

 

 

可愛いですよね。

 

和genに来るといつも人気者です。

 

 

 

「本塩沢(塩沢お召し)」は

江戸時代中頃に作られ始めました。

 

とくに徳川十一代将軍家斉(いえなり)に愛用され

お召し物にしたことで

「お召し」という名前がつけられます。

 

材料は生糸を用います。

 

そして経糸には1メートルあたり350回

緯糸には1800回もの撚りを掛け

織りあげた後に湯もみをします。

 

この湯もみのときに

撚りの掛かった糸が戻ることによりシボができ

シャリッとした風合いが生まれます。

 

 

↑こちらの写真をご覧下さい。

 

同じ本塩沢の反物ですが

巾が全然違います。

 

約2寸(8㎝くらい)違います。

 

上の長い方の反物は

織りあがったばかりで

湯もみをしていない状態。

 

下の短い方は湯もみをして

緯糸の撚りが戻り

本塩沢に仕上がった反物です。

 

横から見るとこんな感じ↓

 

 

それだけの強撚糸を使うことにより

本塩沢独特のシボが生まれ

生地の厚みも違ってくるのです。

 

また、蚊絣や十字絣といった

緻密な絣文様がこの風合いを更に引き立てます。

 

シボのある生地は適度な張りがあり

身に纏ったときには着崩れがなく

心地よく体になじみます。

 

単衣仕立てにして

その風合いを楽しむことが多いようです。

 

 

 是非直に触れてみてください。

 

ご来店お待ち申し上げております。

 

 

きものってワクワク感大!

 

 

 

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