きくちいまさんと置賜紬

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本日、「きくちいまさんファンミーティングin米沢」を満喫し
無事新潟に帰ってまいりました。

お天気も良く・・・いまさんは超晴れ女とのこと・・・
こちらは朝一で上杉神社をお参りに行く様子

いまさん②

ご一緒したお客様も大満足の2日間でした!



さて、今月5月29日(日)、30日(月)の2日間
「2016 米沢織skala新作発表会」で
きくちいまさんが和genにいらっしゃいます!

2016ご案内イラスト

 

きくちいまさんの故郷、
「skala」誕生の地、山形県では
米沢・長井・白鷹の置賜地方を中心に
織物が生産されています。

置賜紬はこれらの置賜地域に伝わる伝統産業で、
米沢市の「米沢草木染(米沢紬)」、
長井市の「長井紬」、
白鷹町の「白鷹お召」などの総称です。

元々、養蚕の盛んだったこの地域に、
第九代米沢藩主上杉鷹山公の頃、
越後(新潟)から職人を招き織物業を発達させて以来、
脈々と受け継がれてきた伝統の技なのです。

こうして置賜紬は東北で最初の伝統的工芸品指定を受けました。

また、絣柄が琉球絣に似ていることから
「米琉(米沢琉球絣)」とも呼ばれ親しまれてきました。

現在では紅花を代表とする草木染め、
自然の材料を用いたぜんまい織や榀布など
多様な織物が生産されています。

山形県の中でも意外と知られていない置賜地方。

一般的に「おきたま」と呼ばれていますが、
「地元の人々は「おいたま」といいます。

江戸時代から明治維新の廃城令まで
二百七十年もの長い間、
この置賜地方は上杉家の統治下にあり、
数々の織物や手工芸を産み出しました。

なかでも三百年近い伝統を今に伝える、
置賜紬は巧みな技と緻密な作業を重ねて、
一本一本織り上げられる逸品なのです。